PocketWorkstation の設定中
電車とかでサクっと awk プログラミングをするのに PocketWorkstation を Zaurus に入れて設定をしている最中です。
ビルド環境も含めて Debian が使えるのが最大の利点ですが、いくつか問題もありますね。
- Zaurus 側でのパワーマネージメントの接点となる zdebian スクリプトが途中で止まります。これは bash スクリプトなのに sh スクリプトにシェバングが設定されているのが原因です。
- 上記の zdebian の起動タイミングが SD カードのマウントと微妙にずれていて、先に zdebian というが起動するとこける。これは手動起動で対応可能。
- サスペンドから復帰した時に、SD がリードオンリーでマウントされる。'mount -o rw,remount /mnt/card' で何とかなる?
- Debian Sarge のパッケージが古い。Subversion が 1.1 というのは古すぎる?
- SD カードは Ext2 ではアクセスが遅いので、Ext3 でフォーマットしないと使えないレベル。Ext3 だとジャーナルの負荷が大きくなりすぎるような気もします。
- jfbterm 用に fb0 が用意されていない。'mknod -m 666 /dev/fb0 u 29 0' で作成の必要がある。
- Zaurus 側の init スクリプトとコンフリクトすると Zaurus が勝ち、PocketWorkstation が負けます。
- jfbterm がローテーションしてしまう。これは2007-09-18 - nyaxtのPC作業ログを参考にビルドする。(←今ここ)
他にもいろいろあるのですが、結構 PocketWorkstation は良くできています。