それはやっぱり Perl では?

それでもあろささんが例示した 三つのステージをたどった言語って思い浮かばないんですが。 強いて云えば Perl と云えなくもないけど。

(引用元の回答というわけではありません。あまり脈略もないです。)
awkPerl は昔から比較されることが多いのですが、awkawk の道、PerlPerl の道を歩んでいて、awk でできることは Perl でもできるものの、お互い良い距離を保った進化をしていると思っています。awk が完全に的を絞った言語ですが、Perl は (結果としてそうなちゃったのかもしれませんが) 汎用言語を目指しています。これは、Perl の "Whipaptitude" (サクサク) と "Manipulexity" (キッチリ) の絵を見たことがあれば、Perl の方向性が垣間見れます。404 Blog Not Found:Whipaptitude and Manipulexityあたりで見られます。この絵で面白いのが、sedawk も負の要素を持っていません。つまり、もともと機能限定である sed, awk はその範囲内で正しく使うと良きツールになってくれることを意味します。
個人的主観で話すと awk は進化していません。これは「進化してはいけない」要素と「進化を妨げる」要素の 2 つがあると考えています。「進化してはいけない」とは、awk があまりにも Unix like OS の根幹を成すツールであるために、後方互換重視であることです。また、「進化を妨げる」とは awk 自身が自分の中で全てを完結できるだけの関数を持っていない、もっといえば、バイナリを扱えないことです。他にもいろいろな障害があると思います。例えば、熱狂的なファンの反発とか・・・、Rogue like RPG が下手にグラフィックを使うと叩かれるのと同じですかね。
進化をやめた言語は終わりというようなことを言われる人もいますが、正しくは awk は進化の必要がないのです。もともとの目的に対して十分な機能を保有しているのです。なぜ、Rogue が進化しないかという議論と同じです。Rogue の場合もソースコードの問題とかもあり、オリジナルが入手できないとか、awk に似ていますが、今ある awk が全てなのです。
ちっぽけなツールかもしれませんが、エンジニア (これは製造やライン管理やプログラマも含めての広義のエンジニア) の味方になってくれることでしょう。