「プログラミング言語 AWK」の威力
やっぱりawk生みの親の書籍はひと味違う感じなのです!
うむ。これは「経典」ですからね。一生ものです。
普通の人(非プログラマさん)は本全体を読む必要はないと思いますが、
個人的には 6 章、7 章はプログラマでなくても、こういうことをやっているんだというネタとして知っておいても面白いのではないかと思います。アルゴリズムと自分の頭の中の整理には最適です。
最近、2ch (Linux 板?) でも話題になっていましたけど、最初はイマイチしっくりこない順序なのですが、これを読み終えて awkward でなくなった時は凄い世界が待っています。
約 1 年前に私が講師をさせていただいた awk の講習会で「何で awk を使うかって? そりゃ「プログラミング言語 AWK」という本があるからだよ!」という人も何人かいましたし、他の言語を使っている人でも「「プログラミング言語 AWK」は全ての言語の経典」という人も少なくありません。そのくらいエッセンスが詰まっています。他の言語の本では言語そのものを紹介することは行っても、他の言語を読み解いたり、普通は隠蔽してしまうところまで詳細に書かれているのは本書ならではの魅力ですし、他の言語にはほとんどありません。
- 作者: Alfred V.Aho,Brian W.Kernighan,Peter J.Weinberger
- 出版社/メーカー: シイエム・シイ
- 発売日: 2001/03/01
- メディア: ?
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