勉強はハッキング
別の場所でファシリテーションの話をしていたんですが、非常に似ています。
「見える化」なんかしてたら時間がない、日報を書いていたら時間がない。そんなことよりもひとつでも多くの仕事をこなした方がいいんだ・・・そんな風潮があり、「見える化」なんて事務の人にやらせておけばいいんだ、進捗が分からない人のためにエンジニアがいちいち報告なんかしてられるか・・・という現状もあります。
私の場合、書くって楽しいんですよ。会議でホワイトボードの前に立つと PowerPoint の資料よりも自分のスピードで一気に会議がコントロールできてしまいます。しかも、人間のリアルタイムの思考で進められるます。要するに「ニコニコ動画」です。
「ニコニコ動画」での職人が作ったものは、視聴者のスピードすらコントロールしているわけです。「ですよね〜」と言わせた瞬間に全てを掌握してるんじゃないかなぁ。
勉強も同じで、自分が途中経過を書くことで「見える化」を行い、それを先生が見て「こういう速度で考えているんだな」と速度をコントロールしたりしてくれれば、学校までもハッキングできてしまうわけです。私はそうしてコントロールしていたつもりです。
ファシリテーターも似てますね。ライフハックだって、「こういうのがいいよ」=「こうやればうまくいく」=「こうやれば思いのまま」というところが大きいです。
ShiftJIS と gawk
きむらさんがいろいろと大変らしい。
いくつか外堀を埋めてみませんか?
とか。フォントのインストールとかも含めて、相手に環境を作らせてしまうのも良いのかもしれません。できれば見た目がアルファベットと数字になる文字列とかを使って説明できるとベストなんですけどね。
例の GPL v2 の件で、2 byte 文字が表示可能な人は何人かいるということも分かったので、認識させてあげるために相手が読める土俵でも再現してくれれば分かってくれるかもしれませんね。
「プログラミング言語 AWK」の変遷
『プログラミング言語AWK』は、1989年にトッパンから初めての邦訳が発行され (以前紹介したのはこのバージョン)、2001年にシイエム・シイから再発行、そ して今回、新紀元社からまた再発行されることになった。書店でざっと見た限り では、最初の版と内容はまったく同じようだ。ちなみに、新紀元社はトッパンか ら、いろいろと本の版権を買い取ったようで、情報工学シリーズとしても『Cプ ログラミングFAQ』、『Cプログラミングの落とし穴』もいっしょに発売されてい る。
というわけで、私は新紀元社のものを買えば全てが揃うのか!? (w
それよりも原書が欲しいかな。
安全な転送
ネットワーク間の転送で安全 (というよりも完全) な転送にはどういったものがあるだろうか? ちょっと大量に 1 TB 級のファイルのやりとりをやりたいわけなのですが (ちょっとじゃないか)、なかなか「これだ!」というものが見つかっていません。
- 回線品質は悪めなことを想定します
- Linux 間の転送とします
話は以下のような流れです。
- ftp のような性善説を信じると痛い目を見る
- scp, sftp に乗り換えるのがベスト? 完全性も保証される転送なんでしたっけ?
- パケット毎に CRC を取って転送するような昔の zmodem みたいなのが実は確実なのでは?
- TCP 性善説が信頼できないのであれば、nfs すらもグレー? いや、nfs は完全性が保証される?
要するに、転送に時間がかかってもいいが、できるだけ標準コマンドを用いて、完全性重視で転送したい。転送された後の完全性チェックとかは速度重視でやりたい。
その前には、この 1 TB 級のファイルを扱うファイルシステムについても考えないといけないし、巨大ファイルの扱いはいろいろ難しそうかな。こういう話って個人ベースでも、あと数年したら現実になってくるんじゃないかな。
なんというか、知識レベルも欲しいが、実体験というか経験がないので、どういうリスクがあるのかが拾い出せません。orz